20年の指導歴・キャリアが長いプロ講師の公務員の経験者(社会人採用)試験の解説

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公務員の経験者(社会人採用)試験の解説

公務員の経験者採用(社会人採用)試験とは、多様化複雑化する行政課題を解決するため、柔軟な対応力等の能力がある民間企業等での職務経験を一定年数有する人材を対象とした公務員職員採用試験です。公務員経験者採用、公務員社会人採用、民間企業等職務経験者採用などのように様々な名称で呼ばれています。

近年では、国、都道府県、政令指定都市、市町村の多くが、民間企業等での社会人/経験者採用を強化しています。ここ最近、受験可能な年齢の上限も引き上げられ、59歳まで受験可能なところもあります。また、氷河期採用もできて、益々、公務員への転職のチャンスがどんどん拡大し、広がっています。以下、社会人の方々が公務員に転職する2つの方法をわかりやすく表にしました。その他として、氷河期採用試験があります。

民間企業等経験者の採用試験 一般の大卒程度採用試験
受験者 民間企業等での職務経験が必要。一般枠の大卒程度試験と比較し、試験区分・募集人数は限定されている。 一般枠の大卒程度試験は大学の新卒者だけでなく、年齢要件を満たす新卒者、既卒者、社会人も受験可能。
受験資格 年齢要件+経験年数+α
社会人経験年数は、係長級で7年前後の試験が多い。例:昭和○○年4月2日~平成××年4月1日までに生まれた人で、民間企業経験等における業務従事歴が○年以上(令和△△年○月○日現在)ある人。
概ね年齢要件のみ。
年齢上限は27歳~35歳が多い。例:昭和○○年4月2日~平成××年4月1日までに生まれた人。
試験

内容

【1次試験】
論文(課題式・職務経験)など
【2次試験】
個別面接 ・集団面接・集団討論など
【1次試験実施時期】
毎年、9月実施が多い
【1次試験】
教養択一・専門択一・論文(課題式)など
【2次試験】
個別面接・集団面接・集団討論など
【1次試験実施時期】
毎年、5月~9月の日曜日など
メリット ☆一般枠と比べると筆記試験のウエートが低い
☆職務経験で採用担当者にアピールできる機会が多い
☆採用予定数は多い
デメリット ☆採用人数が少ない
☆倍率が高い
☆筆記試験のウエートが高い
☆専門試験がある場合がある

以上のように、社会人経験者が公務員に転職するためには、経験者社会人枠、氷河期枠、一般枠があります。

公務員試験の社会人面接のことがわからない、エントリーシートの書き方がわからない、論文をどの書けばよいかわからないなどの方々、20年の実績に基づいた蓄積されノウハウでご指導します。

本番面接では、論理的な理由を聞かれることがあります。そこで、論理矛盾をしないように留意することが必要です。

1.論理矛盾しないための対策

論理矛盾とは最初に答えたこととその後で答えたことの整合性がないことです。答えが論理の矛盾になっていないように留意する必要があります。この論理矛盾をやってしまうと評価が低くなります。論理矛盾を防ぐために大切なのは、論文、エントリーシート、面接の練習、アドバイス等の面接対策をすべて同じ人に見てもらい、論理的な齟齬がないか、などのアドバイスを受け、チェックしてもらうことです。受験生一人だけで、チェックしていると論理矛盾を見落としてしまうことがあります。論理矛盾が生じていないか、第三者の目で、厳しく評価してもらうがよいでしょう。
チェックしてもらうのは、公務員のキャリアが長く、公務員のことをよくわかっている方がよいでしょう。
また、長い年数、面接の経験があり、数多く面接を行っている、面接の経験が豊富な方がよいでしょう。
15年以上の公務員のキャリアがあり、長年の豊富な面接の経験の方が最適です。

内定合格実績

内定者の声

2.差別化

公務員試験の面接では、人事委員会の質問リストがあります。また、聞かれる内容にはパターンがある場合もあります。公務員の面接試験・口述試験では、よく聞かれる質問と、その省庁や地方公共団体ならではの質問など、多種多様な質問がされます。事前に想定していない質問がされることがあります。エントリーシートは、受験生によって違うように、同じ質問にはなりません。受験生により、違う質問になります。そのため、答えを暗記するのではなく、質問に対して、柔軟に答える対策をすべきです。
そこで、面接対策、模擬面接を数多く行うと良いでしょう。
何度も練習、訓練していくうちに自分の答えたいこと、アピールしたいことが言えるようになるため、面接対策は非常に有効な手段です。
公務員の面接試験で聞かれるやすいことの対策として
ホームページや資料で国や地方公共団体の特徴を調べる
面接対策、模擬面接を数多く行う
どのような公務員になりたいかというイメージを明確にする
国や地方公共団体の取組みなどを事前に調査を行う
面接官の質問をしっかりと聞き、答える
面接試験で質問に対する答えになっていないことを答えることは厳禁です。
そのため、面接官の質問をしっかり聞き、聞きたいことを理解したうえで回答しましょう。
公務員試験は倍率が高い場合には合格するのが難しくなりますが、面接対策を行い、その他の受験生との差別化を図りましょう。

3.マイナス評価

民間企業の面接では、「人事部」という社員の採用や登用・異動を管理する専門のところが採用面接を担当しています。
そのため、民間企業の面接だと、人事部一筋の管理職の部長で、20年以上新卒者の面接を行ってきた採用のプロ中のプロが面接を行い、いわゆる、優秀な人材を採用します。
一方、公務員は、人の異動が2年、3年であるため、採用担当一筋という人はいません。
そのため、採用面接の経験がない管理職が面接を行うことも多く、不適格な人をはじくという面接になり、マイナス評価です。

4.公務員面接の対策

公務員の面接対策を行うときには、求められる人物像を把握しておくこと、面接の練習をすることこと

(一)エントリーシートの対策

公務員の面接試験を受ける際に、エントリーシートの対策を行いましょう。エントリーシートとは、面接を受けるときに資料として用いられる書類のことです。すなわち、面接で用いられるので、実際の面接を受けている心づもりで作成することが重要です。また、エントリーシートを作成するときは、採用者が理解しやすいように、わかりやすく簡潔に記載するのが大切です。誤字脱字に注意して、丁寧に記入しましょう。

(二)求められる人物像を把握しておくこと

公務員試験で合格するために、求められる人物像を把握しておくことが大切です。
例えば、自己分析をし、自身の強みやアピールポイントがいくつも見つかったとします。
しかしながら、限られた時間でそのすべてをアピールすることはできません。
そのため、求められる人物像に沿って答えることで、面接官に効果的なアピールが可能です。

(三)面接の練習をすること

公務員の面接試験に合格するためには、面接の練習をしましょう。
面接の練習を何度も繰り返し行うことで、答えも整理することができます。
志望動機や自己PRといった基本的な質問だけではなく、その他の質問への対応方法を身につけることができます。
面接の練習をすることにより、面接が上手くなります。
公務員の面接試験は、筆記試験があるため、応募者をふるい落とすことを目的とした民間企業の面接とは違います。
しかしながら、公務員面接には、民間企業の面接と異なる特徴もあります。

5.面接対策の必要性

公務員面接に合格するためには、どうしたらよいですか、とよく質問を受けます。
一言で言うと、本番公務員面接官の方に、いかに好印象を与えるかです。面接の苦手の方、落ちている方は、そのようには思われていません。では、そのように思われるためには、どうすればよいか。
面接対策、就活などのマニュアル本を読めば、好印象を与えられるのか。面接の苦手な方は、今までの長年の経験上、マニュアル本をいくら読んでも難しいと考えます。マニュアル本を読むより、実際の面接練習を行うことが重要で効果的です。学ぶより、実践が大切です。
学ぶより、慣れろです。書籍を読んでも時間の無駄となり、頭でっかちになり、その場合はマイナスに働くことにもなりかねません。
書籍を学習して面接の理論から入っても身につきません。
面接のベース、土台をつくるためには、面接対策が効果的です。
本番の公務員面接の採点者の方は、マニュアル本に書いてあるような一般的な答は聞き飽きています。
本番の面接では20分ごと、30分ごとに違う受験生と面接します。
ひっきりなしに違う受験生が入ってきます。
そうすると、だいたい皆さん、同じ答えをします。
相対的に一般的な答えが多くなっています。
また、本番の面接の採点者の方も受験生と同じように面接対策本、マニュアル本を読んでいます。
そのため、書店で販売されている書籍のように答えることは得策ではありません。
筆記試験に受かるためには過去問を中心に繰り返し問題集を行うことが効果的です。
ただし、面接に合格するためには、書籍ではないのです。
面接試験に内定するためには、繰り返し面接対策を受けることが最も効果的です。
しかしながら、面接の練習は、相手が誰でもよいわけではありません。
本番の公務員面接の採点者である管理職と同じような方と面接の練習することで最も効果がでます。
お友だちとされてもよいですが、考えてみてください。
会社で役員と新入社員は見方が違います。考え方も違います。
公務員も同じです。
役所に入ったときと15年以上たったときとは見方が違います。
そのため、この人といっしょに働きたいと思う感覚も年数を重ねるごとに違ってきます。
例えれば、お友だちは新入社員といえます。
そのため、公務員面接の採点者の方とは違うのです。
好印象と思う感覚が違います。
そのため、公務員面接の本番公務員面接官と同様の方と行うのが最も効果的です。

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